純陀品(最後の供養)

後半に和文本文のリンクと漢訳全文「電子大藏經 乾隆大藏經」

純陀品(じゅんだぼん)見出し、本文


この品は優婆塞純陀が釈尊に供養せることを明かす
純陀品は在家の青年・純陀(純陀尊師)を主人公として説かれています。



純陀品より  (涅槃経解説・最後のみおしえ【南本】・伊藤真乗)

1.まことの供養

2.二種の施しとその果報について

3.供養のよろこび

4.佛陀は最勝の尊

5.教を枉げぬ純陀の不動心

6.佛陀の大慈しみは永遠に変らず




巻二純陀品第二  (昭和新纂・国訳大蔵経【南本】)

この品は優婆塞純陀が釈尊に供養せることを明かす
(一)純陀の献供を明かす
(二)釈尊純陀の供養を受け給うことを明かす
(三)三施について純陀難問す
(四)仏純陀の難問に答え給う文
(五)如来の住世を講ずる文
(六)騰請の文をあぐ
(七)これより請を遮す
(八)純陀重請の文
(九)これより傍論の文。文殊と純陀と如来の有為無為を論ず
(十)文殊師利純陀を賛ず
(十一)如来の印賛及悦可の文
(十二)文殊最後の供養を奉献すべきを説く
(十三)釈尊有為法の無常を説く
(十四)純陀領解の文
(十五)純陀辨供の文

巻二純陀品第二  (新国訳大蔵経・大般涅槃経【南本】)


この涅槃経には目次等は存在しないが、書籍の解説部分にある科段を見出しとして整理しています。

常住の五果を施し此の土の雑集に対す───純陀品二
 ┬─供を献ず─┬─請を挙げ                    [2-1]
││      ├─供を受ける                   [2-2]
││      ├─難 ず                     [2-3]
││      └─答える                     [2-4]
│├─住を請う─┬─請に因って                   [2-5]
││      ├─請を騰げる                   [2-6]
││      ├─請を遮る                    [2-7]
││      └─重ねて請う                   [2-8]
│├─傍ら論ず─┬─傍ら論ず─┬─文殊の訶勧            [2-9]
││      │      ├─純陀の訶勧─┬─雙べて説観を訶る [2-10]
││      │      │       └─雙べて説観を勧める[2-11]
││      │      └─文殊の称美            [2-12]
││      └─宗を復す─┬─宗を復して供を勧める       [2-13]
││             ├─如来の印讃            [2-14]
││             ├─悦可を明かす           [2-15]
││             └─讃発を明かす           [2-16]
│└─供を催す─┬─供を催す                    [2-17]
│       ├─住を請う                    [2-18]
│       ├─領解す                     [2-19]
│       └─供を辨える                   [2-20]




寿命品第一の二  (国訳一切経・涅槃部【北本】)


昭和4年発行の上巻には、見出しとして活用できる記述・注はないため下巻より見出しを整理します。


第一章 ブッダの生命は無量である (現代語 完訳・大般涅槃経【北本】)

ブッダと鍛冶屋チュンダとの問答

  • 施食の果報
  • チュンダの意見具申
  • ブッダの身体は何か
  • チュンダの供養の品を受ける
  • チュンダの礼賛
  • 諸行無常を説く
  • 文殊と同格のチュンダ

文殊菩薩に対するチュンダの熱弁

  • 文殊への意見具申

チュンダに対するブッダの説法

  • 人々の悲しみ

巻二純陀品第二 (「国訳大蔵経・経部第八巻【南本】」)


トロント大学図書館の公開電子ブックによって見出しではなく涅槃経の全文・本文がご覧になれます。(スマホでは読めない場合があります。)

巻二純陀品第二 国訳文のリンク

巻二純陀品第二

巻二純陀品第二 漢訳原文のリンク


電子大藏經 乾隆大藏經

  • p0611b
大般涅槃經卷第二

    宋代沙門慧嚴等依泥洹經加之

  純陀品第二

爾時會中有優婆塞。是拘尸那城工巧之子名曰純陀。與其同類十五人俱。為令世間得善果故。捨身威儀從座而起。偏袒右肩右膝著地。合掌向佛悲感流淚。頂禮佛足而白佛言。唯願世尊及比丘僧。哀受我等最後供養。為度無量諸眾生故。世尊。我等從今無主無親無救無護無歸無趣貧窮飢困。欲從如來求將來食。唯願哀受我等微供然後涅槃。世尊。譬如剎利若婆羅門毘舍首陀。以貧窮故遠至他國役力農作得好調牛。良田平正無諸沙鹵惡草荒穢。唯悕天雨。言調牛者喻身口七。良田平正喻於智慧。除去沙鹵惡草荒穢喻除煩惱。世尊。我今身有調牛良田耘除眾穢。唯悕如來甘露法雨。貧四姓者即我身是。貧於無上法之財寶。唯願哀愍除斷我等貧窮困苦。拯及無量苦惱眾生。我今所供雖復微少。冀得充足如來大眾。我今無主無親無歸。願垂矜愍如羅[目*侯]羅







  • 最終更新:2015-04-06 23:05:14

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