一如の道
真如苑教書「一如の道」での涅槃経目次
この目次は、「宗教家伊藤真乗が捉えていた涅槃経」を知る・解釈していくためにとても大切な「信仰としての涅槃経解釈キーワード」と私は考えています。見出しに使われた言葉の多くがオリジナルで、検索エンジンでは他の書籍や高僧の言葉にない伊藤真乗独特の表現言葉があります。
「一如の道」は、涅槃経を所依の経典とし釈迦牟尼如来・涅槃像を本尊と定め、真如苑として発足した時に発刊された教学等総合的に編纂された教書です。
また、以下の目次にある涅槃経の章句の多くは真如苑の「朝夕のおつとめ」(口語訳)で、唱えられるものでもあります。
また、29番目次に関連する「仏垂般涅槃略説教誡経(遺教経)」は、涅槃経ではありませんが、涅槃経関連では重要な経典です。
一如の道での信仰としての涅槃経
一如の道での涅槃経の構成は、解説・説明のためのものではなく、法要等での読誦(お唱)のためのものと言えるでしょう。つまり、純粋に信仰の内容としての扱いです。
旧教書(一如の道)での見出し
- 旧教書(昭和52年版一如の道)での見出しを右寄せ○番号と小文字数字で付加。
- 霊妙編第3章涅槃経に見る神通変化の目次の一部を中央(番号)で付加。
本文は記載しませんが、大蔵経で全文を
- 一如の道での涅槃経本文は、実本でご覧ください。
- 一如の道での訳文とは異なっていますが大蔵経で全文を日本語でご覧になれます。
- 品毎での紹介では、本文と漢文でも読める「トロント大学の電子ブック国訳大蔵経・経部第八巻」でしたが
- こちらでは「国会図書館の近代デジタルライブラリー・国訳大蔵経・昭和新纂.・経典部第5巻」をリンク紹介します。
- 2つの書籍は著作権期限を過ぎているもので、みなさんが引用等活用されても問題のない状態です。また、目次・見出しはもともと著作権の範囲ではないとされています。
一如の道「教導編第一章涅槃経」の目次
1.涅槃経について
①涅槃経について
序品第一
この目次は、歓喜世界の「涅槃経解説・最後のみ教え」の見出しとほぼ同じです。
2.供養の懇請
⑳供養の懇請と信女達の思惟
- 信女達の供養の懇請
- 王候はじめ多くの供養者
- 娑羅林の自然荘厳
- 魔王波旬の供養の懇請
- 他の世界からの供養者
- 神通により無数の淨土出現
(四)無辺身菩薩の神通
- 毒蛇までも加わる
- 世尊のみ口より五色の光彩
3.如来常住
純陀品第二
4.法芽を育てるみ法
5.成し難きを遂ぐ
④成し難きを遂ぐ
哀歎品第三
長寿品第四
6.仏法中の怨
⑧仏法中の怨
21.長寿は大乗の心につながる
金剛身品第五
7.正法を護る者
⑭正法を護る者
名字功徳品第六
8.大般涅槃経は他経に勝る
⑥大般涅槃経は他経に勝る
四相品第七
9.種々の神通変化を示現す
(二)如来の示す神通変化
四依品第八
邪正品第九
四諦品第十
四倒品第十一
如来性品第十二
10.涅槃のみ相を礼拝供養するわけ-本尊建立の意義-
⑰涅槃のみ相を礼拝供養するわけ
11.神秘仏性を知る
②神秘仏性を知る
文字品第十三
鳥喩品第十四
月喩品第十五
12.菩提不可窮尽経と名づく
菩薩品第十六
13.法声光明、毛孔より入る
14.大涅槃に菩提の妙因を為す
15.大果を成ずる如し
⑦大果を成ずる如し
23.薄福の人
一切大衆所問品第十七
16.一闡提に趣向
⑯一闡提に趣向
現病品第十八
聖行品第十九
17.我が身の血を刺して墨となす
22.我が身の血を刺して墨となす
梵行品第二十
18.世尊は甘露の薬を施す
25.世尊は甘露の薬を施す
19.衆生は皆これ如来の子なり
24.衆生は皆これ如来の子なり
③諸々の秘密の蔵
嬰児行品第二十一
高貴徳王菩薩品第二十二
20.大乗の為にし二乗の為に為すことなかれ
⑮大乗の為にし二乗の為に為す勿れ
21.不動国に生ぜん
⑲不動国に生ぜん
22.三界の見惑を断ず
⑨三界の見惑を断ず
⑩霊劇を透して知る四顛倒
⑰本尊建立の意義
師子吼菩薩品第二十三
26.法を見る者は即ち仏を見る
27.不退、菩薩摩訶薩と名づく
23.念々の向上に菩提は増長す
24.戒・定・慧の真偽
⑪戒定慧の真偽
25.破悪生善
⑫破悪生善
26.定-接心-の肝要
⑬定-接心の肝要
27.一切衆生悉く仏性あり
28.一切衆生ことごとく仏性あり
迦葉菩薩品第二十四
28.如来の功徳十方に満つ
⑱如来の功徳十方に満つ
橋陳如品第二十五
仏垂般涅槃略説教誡経(遺教経)
29.仏、最後の教戒
⑤仏、最後の教戒
ゆい きょうぎょう -けうぎやう 【遺教経】
仏教経典。一巻。鳩摩羅什(くまらじゆう)訳とされる。釈迦の最後の教えを内容とする経典。戒に基づく滅後の修行のあり方を説く。特に禅門で重視し,仏祖三経の一。仏垂般涅槃略説教誡経。仏遺教経。(三省堂 大辞林より)
【本文】国会図書館の近代デジタルライブラリー
国訳大蔵経 : 昭和新纂. 経典部 第6巻
伊藤真乗の涅槃経解説
伊藤真乗の涅槃経解説「最後のみ教え」「釈尊の遺言の教え」の見出しと一部の説明記述引用は、この見出し集の左のメニューにある各品ページでご覧になれます。トップページへ
将来にこの1~29の見出しについて、さらに関連見出しのページを起こしたいと考えています。
- 最終更新:2014-10-09 02:15:10